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- 診療科目 一般外来【整形外科】
整形外科は、昭和44年に開設し、平成8年から平成23年まで日本整形外科学会認定教育研修施設となっております。平成21年、日本整形外科学会からロコモティブシンドロームという新しい概念が提唱されました。これは運動器の障害(骨粗鬆症に伴う大腿骨頸部骨折、変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症など)のため将来要介護になりやすい状態のことです。このチェック法、予防法などが提唱されていますが、当院でもこの問題に積極的に取り組みつつあります。
診療方針・特色
●一般外傷について
骨折などの外傷に早急に対応しています。特に寝たきりとなる原因の第2位(第1位は脳血管疾患)とされている高齢者の骨折などに対して、積極的な手術的治療を行っており他施設からの紹介患者が多いのが特徴です。例えば大腿骨近位部骨折(大腿骨頸部骨折+大腿骨転子部骨折)のため、当院にて平成14年4月から19年3月までに手術を行った患者数は130人であり、その平均年齢は82歳、最高齢は98歳となっています。術後の後療法はリハビリテーション科で早期リハを行い、起立歩行を目標とします。かつご自宅への退院のためのお手伝いも行ないます。
●関節疾患について
特に高齢者の膝関節の変形性関節症に対して、保存的治療(予防医学を含む)から手術的治療まで対応しています。外来通院されている軽症変形性膝関節症の患者様に対して、リハビリテーション科スタッフによる膝の健康教室が開催されており、治療体操を行なうことによりロコモティブシンドロームに対する予防も行なっています。これにより膝関節痛が軽減した、あるいは楽しく治療体操ができたなどとの患者様からの好評を得ております。外来通院にて同時に行われているヒアルロン酸関節内注入による治療では、当院における良好な治療成績が科学的裏付けとともに海外の医学雑誌に掲載されております。手術的治療としては中等症の患者様に対する内視鏡治療、重症の患者様に対する人工膝関節置換術があります。特に人工膝関節置換術に関しては年々症例数が増加傾向にありますが、当院では手術時に最新の感染予防システムを導入し(写真参照)、感染などの手術合併症を皆無としています。
●脊髄疾患について
腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどに対して理学療法、各種ブロック治療、手術的治療を行っております。特に腰椎椎間板ヘルニアに対する最小侵襲手術として脊椎内視鏡を用いた手術を他施設に先駆けて臨床応用しています。
その他:平成19年4月からは転倒予防教室を開催しております。そこでは日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医監督のもと、細かい訓練プログラムがあり転倒による骨折に対する予防医学、ロコモティブシンドロームへの対応にも取り組みつつあります。また他施設ではほとんど行われていない筋電図検査を行い、診療に役立てています。
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スタッフ紹介
小林 幸平■整形外科主任部長 ■専門分野:膝関節外科、関節鏡視下手術 ■医学博士 ■日本整形外科学会専門医 ■日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医 平成元年/千葉大卒 同整形外科学教室入局 平成9-11年/UniversityofCalifornia,SanDiego,Researchfellow |
林 謙二■リハビリテーション科主任部長 ■専門分野:整形外科全般、筋電図 ■医学博士 ■義肢装具適合判定医 昭和50年/千葉大卒 同整形外科学教室入局 昭和57年/同大学院卒 |
花岡 英彌■名誉院長 ■医学博士 ■日本整形外科学会専門医 昭和33年/慶應義塾大卒 同整形外科学教室元助教授 平成13年/日本整形外科学会功労賞受賞 |
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