募集要項

看護部

理念

「安心・安全・たゆまぬ笑顔で心に寄り添う看護を提供します」

私達は、病院の理念である「研鑽を積む」ことで確かな知識・技術に裏打ちされた安心で安全な看護を提供します。また、病院理念の「人に尽くす」とは、患者さんおひとりおひとりを大切にし、患者さんの気持ちに丁寧に耳を傾けることで患者さんの心に寄り添う看護を提供することであると考えます。
そして、患者さんやご家族の心を癒すよう常に笑顔でケアを提供することと、共に働く職員同士がお互いを尊重しつつ笑顔で交流することを大切にしたいと考えています。

基本方針

1. 外来、入院、在宅の患者・家族のニーズに応じた個別的な看護を提供します。

2. マニュアルを遵守し、安心して療養できる看護を行います。

3. 看護チームの一員としての意識を持ち、お互いを尊重した明るい職場を作ります。

4. 他職種との連携を図り、相互の信頼のもとに確かな看護を実施します。

組織・体制

看護部組織図
勤務体制:10対1看護体制
患者さん10人に看護師1人の割合で看護師を配置し手厚い看護を提供しています。

チームナーシングとプライマリーナーシング
2交代制 日勤B/8:30~17:00 夜勤/16:30~9:00

8階病棟

8階病棟は、最上階にあり2人床室が3部屋と他は全て個室であり、内科・外科・整形外科・泌尿器科・眼科・皮膚科の6科の混合病棟です。血液疾患の患者様が専門的な治療を受けられるようにクリーンルームがあり、そこでの治療が少しでも不安なく安心して出来るように努力しています。
また、このように多科の病棟である為、ご高齢で自立度が低い患者様が多い中、外科系の入退院の業務を効率よく丁寧に対応できるように、様々なパンフレットを用いて工夫しています。
看護体制は、チームナーシングの中に短期入院以外はプライマリーナーシングも取り入れて治療支援・看護に取り組んでいます。
スタッフの年齢相も様々で、ベテラン看護師を初め、子育て経験者や子育て中の人もいて、休暇の希望や家族の病気などには“お互い様”を合言葉で勤務調整をして忙しくても気持ちよく働けるよう協力し合っています。
私達は、患者様、ご家族への思いやりの気持ちを忘れず、なるべく早期に信頼関係が築けるよう患者様一人一人にしっかり向き合い看護が提供できるよう努力しています。

7階病棟

7階は地域包括ケア病棟です。退院調整をする患者さんの他に眼科や整形外科で手術をする患者さんの看護も行っています。
手術前後の看護のため迅速な対応を求められる一方で、高齢患者様のADL向上のための援助や認知症のある患者様のペースに合わせた看護が求められます。複数の疾患を抱えている患者さんも多いため、広い視野での観察と細かい気配りを心がけて仕事をしています。
スタッフは看護師をはじめ看護補助者やクラークも一つになって協力しあっています。明るく良い雰囲気で業務を行っています。患者様が安心して入院生活をおくれるよう支援を行っていこうと努力しています。

6階病棟

6階病棟は平成30年5月より病棟編成を行い、血液内科、泌尿器科、乳腺外科の混合病棟になりました。
血液内科は化学療法、輸血治療中心にクリンルーム、アイソレーターの無菌室での治療を行う事もあります。
泌尿器科、乳腺外科は手術を中心に行われています。
内科、外科の混合病棟なので急性期の周術期看護や内科治療とする化学療法での入退院を繰り返された中の継続看護、緩和ケアなど幅広い看護を行っています。
病棟スタッフの年齢層は様々で子育て中の職員も多いですが、忙しい中でも思いやりの心や笑顔を忘れず、スタッフ皆で協力し合って、一人ひとりの患者様の心に寄り添える看護を目指して努力しています。

5階病棟

5階病棟は急性期治療が終了し安定したが、慢性疾患や身体の障害のために継続的な医療が不可欠で、療養継続が必要な患者様、がんの終末期の患者様、難病を持つ患者様をお受けしています。「人権の尊重」の理念の基、その人らしさを尊重し、個々に合わせた自立を積極的に行えるように援助をしています。
また、定期的にリラクゼーションを取り入れた清潔ケアや、患者様お一人お一人が精神活動を活性化できるよう、季節を感じられるような七夕会やクリスマス会などの行事を行っています。

手術室

当院の手術室は2部屋あり、外科・乳腺外科・整形外科・泌尿器科・眼科・形成外科の手術を行っております。乳腺外科に関しましては、一次再建術を行っており、手術件数も増えてきております。
手術室スタッフは看護師6名・看護補助者1名の計7名です。経験も年齢も豊富なスタッフが多く、また大半が子育て中ですが、みんな明るく、はつらつと頑張っています。患者様が安全に、安楽、安心して手術を受けられるよう、手術の前に患者様の病室に訪問し、手術室担当看護師の自己紹介と共に、不安な事等のご相談を受けています。

外来

昨今の医療変化により、生活環境を変化させずに外来での治療の範囲も広がりました。外来で輸血や化学療法の患者様も多くなりました。
病院に入院していれば、ちょっとした事でも対応してもらえますが、自宅ではそうは行きません。セルフケアを充実していただくことも外来の役目となってきました。人生の終末期まで、家族に囲まれて過ごすことができるよう、不安の軽減のはかり、患者様が自立した生活がより長く送れるように支援していきたいと思っています。
スタッフもベテランの看護師から子育て中のスタッフまで、年齢層に幅がありますが、より患者様の気持ちを理解し、笑顔とやさしい態度で接する事を目標としています。
井上病院を近くに感じていただき、「ここにきてよかった」と感じていただける看護サービスを提供できるようスタッフ一同努力しています。

健康管理センター

健康管理センターは2014年11月人間ドック健診施設機能評価バーション3を受審しました。
私達は、受診者さんが常に快適に健診が受けられ満足と安心が持てるように日々ミーティングを行い、問題を早期に解決するようにしています。
ドックに関しては、血液データーの結果も当日診察時に聞くことが出来るように各部門と連携しながら行なっており、パニック値が出た場合など当院は病院と連動しているので、すぐにその科を受診することができ早期に対応が出来るようになっています。
健診のスタッフは、子育て中の看護師が多く、急な休みの場合などお互いが協力しあって 頑張っています。

地域医療連携室

当院では、病院、診療所、在宅支援にかかわる事業所と連携を強化及び全病棟のベッドコントロールをするために、平成27年から看護師を配置いたしました。また、入院早期から支援の必要な患者様のためにソーシャルワーカーと共に多職種と連携し退院調整にも取り組んでおります。すでに始まっている高齢化社会で患者様がより良い生活ができるように院内外と連携することが地域医療連携室看護師の重要な役目となっております。

訪問看護ステーション

2019年10月から、訪問看護部門から「井上記念訪問看護ステーション ライフパートナー」となりました。2018年11月から在宅部門として訪問診療と訪問看護が始まりました。当院を退院される方、若しくは外来通院をしていて通院が困難となった方などを中心に「みなし訪問看護」として自宅にお伺いし、健康管理や服薬管理・リハビリ援助・清潔ケア・介護相談などを中心に行ってまいりました。
今回、指定訪問看護ステーションとしての基準をクリアし24時間体制の訪問看護ステーションとして、より様々な利用者様のニーズに応えられるようになりました。当院の患者様は元より、地域からの依頼にも対応していきます。
まだまだ、ステーションとしての規模は小さいですが、その分利用者やご家族に寄り添えると思います。
皆さん、「井上記念訪問看護ステーション ライフパートナー」をよろしくお願いします。

委員会活動

委員会
看護部では、看護体制の充実、質の向上を目指して各委員会を組織し、意見交換や勉強会等活発な活動を行っています。
リスクマネジメント委員会
目的
医療事故を防止するための対策検討

活動内容
1.インシデントレポートのチェック・対策立案
2.医療安全週間の積極的な取組
記録委員会
目的
看護記録の質向上のための検討を行う

活動内容
1.電子カルテ上の看護関係情報の見直しを行う
2.記録マニュアルの検討と評価
3.看護記録に関する職員の教育と啓蒙
教育委員会
目的
看護の質向上のため、看護職員の教育に関する企画、運営を行う

活動内容
1.年間の教育計画をたてる。
2.教育計画に沿い、研修会などの運営、評価を行う。
3.院内教育に関する職員のニードを把握する。
4.生涯学習についての職員の意識を高める。
看護必要度委員会
目的
看護必要度の評価において、信頼性のある判断と評価が出来るように企画・運用をする。

活動内容
1.看護必要度の評価の現状を把握する
2.統一された評価が出来るように、監査を行う
3.統一された評価が出来るように、看護師の指導をする
感染対策リンクナース委員会
目的
各部署での感染に対する情報収集や情報交換を行い、感染管理に関わる教育・啓蒙・改善活動を行う。

活動内容
1.手指衛生サーベランスを実施する
2.感染対策の見直しを行う
3.感染対策に対する啓蒙活動を実施する(モーニングニュースの発行3回/年)
4.針刺し・切傷事故防止活動を実施する
IVナース育成委員会
目的
静脈注射を安全、安心に実施する為の知識、技術の取得と看護スタッフの育成
 
活動内容
1.看護師が安全で適切に静脈注射、輸液管理が実施できるよう教育体制を整える
2.静脈注射、輸液管理に関わるマニュアルの検討、見直しを行う。