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スポーツ栄養

栄養課
スポーツ栄養の定義は、「運動やスポーツを行なうために必要な物を、その身体活動の状況に応じてタイミングや量を考えて摂取し、これを体内で利用すること」です。

アスリートは身体活動の増加に伴ってエネルギー、栄養素、水分など必要量が増します。
しかし「食べる量には限界がある」ため必要量を食べきれない場合は、エネルギーや栄養素が足りなくなる等「ギャップ」が生じます。
その「ギャップ」によって練習やトレーニングの量、質が落ちないように栄養管理することが必要となります。
そのニーズに応えるのが「公認スポーツ栄養士」です。

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特に小学生、中学生の成長期に運動しているお子さんをお持ちの方は、成長と運動量の「ギャップ」が 大きいと運動にエネルギーが消費され成長が止まってしまいます

成長期後のお子さんの身長は予測することが出来ます。

 男の子は(父親の身長+母親の身長+13)÷2
 女の子は(父親の身長+母親の身長-13)÷2    でおおよその身長が出せます。

予測される身長よりも背を伸ばすには成長期に過度の運動を避けて少し休むことが必要です。
(これは例えば飛行機が離陸時にエンジンを噴かして待機している状態です)

この時に栄養をしっかり摂って身体の成長が一段落したら運動を始めると、成長に負担をかけずに予測以上の身長の伸びや運動での良い成績が期待でき、運動寿命も延びると思われます。
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